2021年10月26日火曜日

アイウェアについて想うこと…。

 


ちょっとtwitterでも呟いたのですが、このところ、アイウェアづくりについてちょっと想うことがあります。

今までは同じモデルをできる限りたくさんご用意して、さらにカラーバリエーションも増やして…という感じでアイウェアをつくってきました。

もちろん、それはそれで間違っていたとは思っていませんし、自分の中では、まぁ当然に感じていたことも確かです。

が、ここ最近になって特に「ホントにそれでいいんだろうか」と感じるようになりました。

たくさんの方に気に入っていただいてお使いいただけることは本当に嬉しいことですし、SNSなんかで写真を拝見すると、また新しい発見もあって、次のモデルへの良い刺激にもなっています。

ただ、同じモデルのアイウェアをたくさんお届けするということは、当然同じモデルをかけていただいているということになります。


私事ながら、先日、眼の手術を行った際に、眼鏡を作り直すことになりました。

まだ当分は視力が安定しないので、仮の眼鏡ではあったのですが、その際、価格的に安い自社ブランドを持つ量販店で作るか、あるいは、いくつかのブランドフレームを扱う眼鏡屋さんでつくるかを迷い、結局、後者の眼鏡屋さんでお気に入りのデザイナーさんのフレームを選びました。

まぁ、私の場合、眼鏡は視力矯正具として生活に重要なものになるという点もあるので、かけやすさやレンズの質、アフターフォローなども加味してお店を選んでいるのもありますが、やはり、自分が本当に気に入ったデザインの眼鏡が欲しいなぁ…と思ったわけです。


このことが、それまで感じていたモヤモヤをスッキリさせるきっかけになりました。
自分がつくるアイウェアも、もっとバリエーションが必要なのではないかと。

今までは、同時期につくるモデルは3~4種類、しかもすべて同じカラーバリエーションを持たせたりしていました。
正直、デザインによっては「このカラーはちょっと違うかも…」という時もありましたが、画一的に準備していたことも確かです。その方が効率が良いからです。

ですが、自分の中で「違うなぁ…」と感じているものは、やっぱり違うんですよね。
例えば「このモデルは黒以外にない!」というものについては、黒以外のフレームをつくっちゃいけない。だって、自分があんまり欲しくないと思ってるんだから。

せっかく手づくりでつくるのだから、自分が一番魅力的だと自信を持ってお届けできるものじゃないといかんだろうと、あらためて思ったわけです。それができるのに、やっていないじゃないかと…。

もちろん、手間もかかりますし、コスト面でも厳しくなることは承知の上ではあるのですが、そこは妥協しちゃいけないんじゃない?というのが今の結論です。

そうすることで、その子その子に本当に似合うアイウェアをお選びいただけるようになるでしょうし、その時のタイミングでしかお求めできない「一期一会」的なアイウェアとの出逢いも生まれるようにも思うのです。


で、肝心の新作はどんな状況かというところですが…。

実は、個々のモデルのデザインはほぼ完成しております。
あとは製作用のデータにするだけの状態ではあるのですが、ここで大きな問題がありまして、それは費用…。エッチングは専門の業者さんにお願いして製作していただくのですが、この費用が今は少し足りないのです。

このところ、立て続けに手術したり、その後の通院があったりと、予想外の手痛い出費が重なったこともあって、少々苦しいフトコロ事情になっております。ま、収入元が絶たれたわけではありませんので、少し頑張ればいいだけ。目処がつけば製作を再開したと思います。

新しい出逢いまで、あと少しだけお待ちくださいませ。